おばあちゃん家から、古民家宿へ
祖父母らが暮らした場は、2019年に空き家となりました。
片付けのため訪れることが増え、ときを共にする度に、
愛おしい気持ちがふつふつとわいてきました。
この古民家を長生きさせ、わたしが感じている良さを分かち合いたく、
暮らすように泊まる宿、農家民宿として、
2023年秋より本格オープンしました。
重たい玄関扉を開けると、どこか懐かしく「ただいま〜」と言いたくなる空間。
様々な種類を使った木の温もり、ゆらめく硝子、畳の心地よさ、
彫りの美しい欄間に、大きな床の間、廊下から見る夕焼け。
古民家つぐみには、挙げ出したらキリがないほど、
好きなところがたくさんあります。
上がったり下がったり、古民家ならではの段差や、天井の低さ、
人が歩いたり扉をあけるたびに聞こえる生活音は、意外と心地よい。
旅館のような佇まいのお部屋、ゲストハウスやホームステイのような寛げるお家感もあります。
そして、ここは女将の大切な家でもあります。女将滞在型の、一組限定、一棟貸しのお宿です。
「また帰ってきたいな〜」そう思ってもらえる、居心地のいい空間になったら幸いです。

ときどきイベント
遠方から泊まりに来られる方はもちろんありがたいですが、
地元の方にも楽しんでもらえる場所でありたく、
ワークショップや体験、手仕事品の販売会など、
不定期でイベントを開催しています。

つぐみという名前
つぐみは、日本が寒くなる頃にやってくる鳥の名前。
鳥言葉で「成長する心」という意味があります。
祖父母が大事にしていたこの家とともに自分も成長したい。
責任を持って継いでいく、逞しく生きたい、そんな意味を込めました。
すずめみたいな小ささで、お腹はふっくら、つぶつぶ柄がたくさん。
1月〜3月頃、運が良ければ宿の周りでも出会えます。

旧 村田製瓦店
祖父は瓦業を営んでいました。
明治〜平成に渡って130年ほど、4代に渡って継がれた家業。
道向かいにあった瓦を焼いていた煙突と趣のある木造の小屋は
耐震の面から撤去してしまいましたが
母屋の事務所では瓦や製造にまつわる本を残しています。
ぜひ間近に触れてみてください。
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ところ
京都駅からJR嵯峨野線で嵐山を越えて、亀岡駅へ。
駅から車で8分ほどのところにあります。
道の駅ガレリアかめおか、亀岡運動公園、夢コスモス園は歩いて行ける距離です。
サンガスタジアムでのサッカー観戦や、保津川市民花火大会、出雲大神宮での参拝などでの
宿泊にどうぞご利用ください。宿↔︎亀岡市内でしたら送迎いたします。
